2019年2月6日

日本からモルモットをシンガポールへ輸入する場合

シンガポールへの赴任に伴い、モルモットを一緒に連れて行きたいのですが、
輸出の代行をお願いできますか?とお問い合わせをいただきました。

ウサギさんより小さく、ハムスターさんより大きく、
穏やかで大人しいモルモット(Guinea pigs)は、最近、人気のペットです。


でも現在の日本の法律では、
海外から日本へのモルモットの輸入が禁止されているため、
日本からシンガポールへモルモットを輸入しても、
日本へは連れて帰れることが出来ません。

残念ながら、片道切符となってしまうのです。

大切な家族の一員。

親戚や知人に預ける選択。
一緒に連れてくる選択。


ご家族は毎日話し合いをされているそうですが、未だに結論が出ないそうです。
わたくしもご連絡をいただいて以来、モルモットのことをずっと考えています。


シンガポールでモルモットを家族に迎えられる方は、
どうぞ将来のことも検討し、慎重に迎えて下さいね。
Japanese Pet Nannyからの発信が、少しでも皆様のご参考になりますように…。

2019年2月5日

負担の少ない腹腔鏡手術(Endoscopy)

シンガポールの医療は世界でも指折と言われていますが、
動物医療は先進国に比べ、遅れを少し取っていたように思えます。

それでも、ここ数年の間にシンガポールの動物医療もずいぶん変わりました。


例えば、腹腔鏡手術。

数年前までは考えられませんでしたが、
特定の動物病院では、シンガポールでも腹腔鏡手術を受けられるようになりました。


我が家の一人娘、ルーシーちゃんも避妊手術を腹腔鏡手術で行っていただきました。


そして一番驚いたのは、

傷口が小さい!(2mm程度の穴を3ヶ所開け、そこから内視鏡を入れた跡のみです)

回復が早い!(翌日から普段と同じように元気いっぱいでした)


そして、日帰り手術なので当日にお家に帰って来れます。


ただ、難点なのは開腹手術よりも費用がお高くなってしまうこと。
これだけが難点ですが、回復が早いことが何よりも代え難いと感じ、
不安もありましたが、腹腔鏡手術を行っていただき良かったと思っています。


とても傷口が小さいです